英会話スクールを探している人の気になるポイントのひとつに「1クラス当たりの授業時間」があります。授業時間は、長いほど良いかと言えば決してそういうわけでもありません。
さらに、一般的な英会話教室と、インターネット経由で学ぶオンライン英会話では、授業の時間が異なったりします。そこで今回は、授業時間の長さの違いと、オンライン英会話での授業時間のポイントについて説明していきましょう。
1回のレッスンが短時間のため、スキマ時間に集中して英語を学べる
一般的な英会話教室とオンライン英会話スクールでは、授業時間にどのような差があるのでしょうか。
英会話教室とのレッスン時間比較とそのメリット
通常の英会話教室では、授業の1単位が40〜50分程度となっていることが多いですが、オンライン英会話の場合だと20〜30分程度が授業1単位の長さとなっています。これを見れば分かるように、オンライン英会話の授業時間は、従来型の英会話スクールと比較して半分程度です。
では、この授業時間に短さにはどのようなメリットがあるのでしょうか。ひとつは、20分強程度の時間であれば、学習する際の集中力が持続しやすいというメリットが考えられます。特にモニター越しの授業となるので、対面での緊張感も少ないためあまり授業時間が長すぎると、途中で集中力が切れてしまうこともあります。しかし20〜30分程度のレッスンであれば、集中して受講できためダラダラと長時間受講するよりも効率的に学習できるはずです。
さらに、オンライン英会話では自分で受講する時間を決めることができるので、スキマ時間を使って自由にレッスンが受けられるというメリットもあります。また、1レッスンあたりの時間が短い分、レッスンあたりの授業料も割安に設定されています。そのため安いレッスン料で、気軽に英会話のチャレンジできるというメリットもあります。
なぜオンライン英会話は少ない時間で授業を受けられるのか
では一体なぜオンライン英会話は少ない時間でレッスンが受けられるのでしょうか。それは、教室まで足を伸ばして通うスクールの場合、せっかく通学の手間や時間をかけてレッスンに通うので、あまりに授業時間が短いと勿体無く感じてしまいます。しかしオンラインであればそのような手間も時間も必要ありませんから、学習に最適な時間単位で授業が受けることができます。
これは受ける生徒側だけのことではなく、講師側もまた特定の教室のある場所での長い拘束時間もなく、自宅でレッスンできるため、短い時間でも効率良くレッスンを受けることができるという理由もあります。
スケジュールに合わせて1日に2回以上レッスンを受けるのもあり
オンライン英会話では1レッスンの単位が20〜30分と、一般的な英会話スクールよりも短くなっていることによるデメリットはあるのでしょうか。また、そのデメリットはどのように解決できるのでしょうか。
レッスン時間が短いことによるデメリットは?
レッスン時間が短ければ、それだけ学べる量が減ってしまうのも事実です。一般的な英会話スクールであれば40〜50分程度の時間をレッスンに費やし、その間は講師とのやりとりができるので、その時間が短ければ1回あたりの学びの量が減ってしまうというのが普通の考え方でしょう。
しかし先程お話しした通り、集中して学習できる時間というのはそれほど長くなく、20〜30分程度で疲れてしまったり、学びの効率が悪くなったりしてしまいます。そう考えれば、1回あたりの学びの量にこだわるより、集中して質の良い学習をしたほうが得策です。
もの足りなければレッスンを複数回受けることで解決
1回あたりの時間が短いというのは、実はデメリットとは言えません。なぜなら、時間あたりのコスト、つまり授業料を考えれば1回あたりのレッスン時間が短いことは、そこまで問題ないと言えるからです。
もしオンライン英会話のレッスン時間が短いと感じるようであれば、レッスンの数を増やしてみるのも良いでしょう。オンライン英会話の多くは、毎週何曜日の何時からといったように時間が決められていないため、特にレッスン回数が制限されてはいません。
レッスン時間のボリュームが短いと感じるようになったら、例えば週1回にしていたレッスンを週2回、あるいは3回と増やしていけば、自分の希望するスピードで学習が進むはずです。
リーズナブルで効率よく英会話を学ぶ
オンライン英会話では1回あたりのレッスン時間が、一般的な英会話スクールと比較して短く設定されています。これは、オンラインで学習する際に最適な時間であり、集中力を持続して効率良く学べる時間と言えます。
もしボリュームにもの足りなさを感じるのであれば、レッスン回数を増やしてみましょう。時間や場所にとらわれず、1回あたりの授業料もリーズナブルなオンライン英会話をぜひ効率の良い英語学習の方法の1つとして検討してみてはいかがでしょうか。